世の中、新規に事業を始めようと思った際には取扱う分野や業種によっては行政や国の許認可が必要な事が多々あります。
飲食店を開きたいなら飲食店許可が、風俗店なら風俗営業許可が、運送業なら運送事業許可が必要になります。
その数ある許可申請の中でも建設業許可というのは非常に取得が難しい部類に入ります。
一定規模以上の建設業を営むためには、建設業許可を国土交通大臣あるいは都道府県知事に対して申請しなければならないのです。
小規模工事を扱う場合、法律上必ずしもこの建設業許可の取得は必須ではありません。
しかし元請によっては許可取得をしていない業者に仕事を発注しないなどという制限を設けている所もあり、大手ほどその傾向が近年強い
ようです。
ですから、建設業に携わる方々はこの建設業許可取得について一度は考えた事があるのではないでしょうか。
実際許可取得をしようと思っても、まずは要件を満たていなければ申請しても意味がありません。
しかしこの要件についてがわかりにくく、一見自分が要件を満たしているのか満たしていないのか判断に迷う事が多くあるかと思います。
建設業許可申請ははっきりいって難しいです。
知識のない方が書物やネットを駆使しながら取得出来るものではないので、ここは専門家に任せてしまった方がいいでしょう。
ここでいう専門家とは行政書士になります。
行政書士は各種許可申請を代行代理出来る唯一の士業になります。
ただし行政書士の取り扱い業務は幅広いので、建設業許可に特化した行政書士へ依頼する事がポイントです。
実績豊富な行政書士なら許可の見通しや、要件についても判断してもらえます。
また要件を現段階で満たしていなくても、これからの対応を指導してらえるので、早めの相談が許可取得のカギになります。