広がりを見せる仕事内容

行政書士の実務内容を的確に短い言葉で正確に言い表すことは難しく、資格の知名度のわかりに、あまり一般に業務内容が知られていない士業かもしれません。
弁護士や税理士などは何となくではありますが、業務内容も想像しやすいかと思いますが、同じ士業でも他士業と異なり、これが行政書士の専門分野だ!というような所が一見、見当たらないことも原因の一因でしょう。

文字通り読み取れば行政に関する書類作成をする人、です。
確かに書類作成業務は行政書士の立派な代表的な業務になります。
しかしそれだけでは語りつくせぬほど行政書士の仕事というのは奥が深いものなのです。
近年はその業務は多様化多彩化をみせています。
本当に様々な分野で活躍する行政書士が増えてきているのです。

行政書士の最大の魅力は、仕事の業務範囲が広い点です。
たくさんの仕事があり、強引な言い方にはなりますが何でも仕事に出来てしまいます。

一般的とされている書類作成業務の他にも、経理や会計、資金繰りや融資など、経営アドバイスなど中小企業を中心に経営コンサルタントとして活躍する行政書士も最近増えてきています。
通常こういった会社の経営相談相手といえば、会計士や税理士などが思い浮かぶかもしれません。
しかしこういった分野でも行政書士が活動・活躍することが可能なのです。
経理会計業務、毎月の帳簿つけなどは当然のことながら主な税金関係の手続きは一般的には税理士や会計士の仕事だと思われがちです。しかし事業税などの一部の税金は行政書士でも申告が可能なのです。

このように何でもどんな分野でも自分の器量次第で開拓することが出来る、可能性の高い資格なのです。