行政書士のこれからの役割

士業とは弁護士や税理士、司法書士、~士と呼ばれる専門家のことを指し、世の中には実にたくさんの士業があります。
その中でも知名度の割にあまり行政書士の業務内容については知られていません。
普段生活する分には行政書士がどんな事を行っているか知る必要はあまりないのかもしれません。
しかしこれから行政書士に何かを依頼する場面が出てくるかもしれません。
その際にきちんと行政書士がどんな事をしてくれてるのか知っておいた方が今後の生活の上で便利だと思います。

行政書士の仕事のメインに書類作成業務があり、その中でも代表的なものに官公庁への提出書類の作成、代行代理申請業務があります。
つまり行政機関への書類の作成を依頼人に代わって行ってくれるわけです。
行政機関への書類の提出、これは誰しもが今後普段生活していく上で必要が出てくる可能性が高い手続きかと思います。
役所の人間が丁寧に申請書や書類の書き方について教えてくれればいいでしょうが、そうはいかない場面もやってくるかと思います。
特に行政手続きはわかりづらく、類似手続も多く混乱しがちです。
行政法も一般の方には解釈が難しい事が多いのです。

さらにこれから日本はまだ誰も見た事のない超高齢化社会を向かえます。
行政の社会保障や社会福祉の役割や重要度は今後増々高まります。
それに伴い手続きや制度が更に複雑化する可能性も高いです。
全ての制度や手続きに精通することは一般の方には難しいですし限界があります。
そんな時こそ行政書士の出番、なのです。
これからの超高齢化社会において行政書士が果たすべき役割というのは大きいのではないでしょうか。