行政書士の働き方

行政書士という仕事の最大の魅力は何といっても仕事の幅の広さにあるといえるでしょう。
行政書士とは主に各種書類の作成業務が中心のため、よく代書屋と揶揄されることもあります。
しかし書類作成業務は行政書士の立派な業務であり、胸を張って言える業務です。
なぜなら行政書士が作成出来る書類の書類は数千を優に越えるといわれているからです。
これだけ数多くの書類が作成できる、つまり仕事の種類が豊富であるということです。
まだ誰も開拓していない分野で大活躍できる可能性だってあるわけです。
自分次第でどんどん仕事を取ってくることだってできます。
ですから、行政書士を取得して独立を目指す方が多いのです。
実際働きながら受験をする方も多い資格でもあるのです。

行政書士として活躍するためにはまずは年に一度開催される行政書士試験に合格しなければなりません。
試験に合格して日本行政書士会連合会の行政書士名簿に登録して初めて行政書士として活動する事が可能になります。
試験に合格しただけではまだ行政書士と名乗り仕事を受けることはできません。

またちょうど今年、行政書士法の改正がありました。
行政書士に新たな権利が付与されることとなりました。
これは画期的な改正でした。

なんと行政書士に行政不服審査法の代理権が付与されることになったのです。
しかし全ての行政書士に代理権が与えられるわけではなく、一定の研修を受けてそれを全て修了した者だけ、特定行政書士となることが可能になり、行政不服審査法の代理権が与えられるようになったのです。

行政書士はこれから更に活躍の場が広がりを見せることでしょう。