行政書士の仕事の魅力とは

行政書士って何をやっている人?何をしてくれる人なの?

長年行政書士として働いていると年に数回はこういった質問を受けます。
確かに行政書士自体は非常に知名度が高い資格ですが、実際の業務についてはあまり周知されていない、知られていない部分があるように思います。
実際わたし自身も行政書士の業務を正確に漏らさず説明しろ、といわれても上手に説明する自信がありません。

それは行政書士の業務というのが各分野にまたがっており、業務範囲が広大で特定が難しいからでしょう。
行政書士の仕事を本当に大雑把に説明すると各種書類の作成や申請代行業務が中心となります。
しかし書類といっても本当に様々な分野において存在しますし、許認可申請についても同様です。
そして行政書士として活動している者すべてが、書類なら何でも、許認可申請なら何でも得意なわけではありません。
これだけ仕事の種類が膨大なのです。
その中からいくつかを選んで、看板業務にして活動している行政書士が大半です。
何でも出来ます、なんて行政書士がもしいたら、それはスーパー行政書士ですね。まずありえないと思います。
行政の許認可申請でも、簡単なものから非常に難易度の高いものまであります。
難易度の高い申請業務は取り扱っている行政書士も少ないため、何か一つ強味となる業務があれば、行政書士として生涯生計を立てていくことは十分に可能です。
そのため独立開業に最適な士業だといわれるのです。
実際脱サラして行政書士として活動している方もいます。
国家資格ではありますが、受験資格がないのも魅力のひとつです。
誰でも受験できる資格なのです。