独立開業するなら行政書士

行政書士は、国家資格であり、弁護士や税理士、司法書士と同じように士業、と呼ばれる各分野の専門家であります。
しかし行政書士は他士業と異なり受験するための要件というものがありません。
つまり誰でも受験する事が可能なのです。
例えば社会保険労務士や税理士、弁護士などは細々とした受験資格があります。
高校を卒業しただけでは、受験すら出来ない資格もたくさんあります。
その中で行政書士は高卒でも中卒でも誰でも受験する事が出来ます。
行政書士という資格が非常に人気があるのは受験要件が厳しくない事も一因にあるようです。
しかし行政書士が人気の資格なのはそれだけが原因ではありません。
行政書士は将来的に独立・開業を目指す方には最適な資格と言われています。

独立開業、一国一城の主、会社勤めをしていると、誰もが一度は憧れると思います。
しかし世の中簡単ではありません。
簡単に独立なんて出来ません。
独立開業、口当たりはいい言葉ですが、同時に責任も伴います。万が一の際には誰も守ってくれません、全責任を自分が負わなければならず、今の時代相当な覚悟がなければ独立開業は出来ません。
ただし行政書士の場合は、仕事の範囲や分野も非常に豊富です。行政書士の業務範囲全てを語る事は難しいほど、行政書士が出来る仕事というのは沢山あります。
強引な言い方ですが、なんでも仕事に出来てしまう、それが行政書士の資格の強味でもあるのです。
自分の器量次第で独立開業が可能かと思います。

そのため働きながら資格取得を目指す方が多いのも特徴です。
女性の受験者も多いですね。