世の中には数多くの専門家と呼ばれる士業の方がいます。
一般的な士業といえば、弁護士や弁理士、税理士、司法書士、行政書士などでしょうか。

その中でも行政書士は知名度の高い資格であるといえます。
人気の資格ランキングでも常に上位です。
しかし実際の行政書士が行っている業務、実務に関してはあまり周知されていないような気がします。
知名度は高いのにその実務は周知されていないのチグハグさがあるように思えます。

それは行政書士の業務は他士業と異なり、業務範囲が拡大であり特定が難しいためかもしれません。
実際行政書士が行っている業務というのは非常に広範囲であり、各分野バラエティに富んでいるといえます。
行政書士次第で取扱業務がまるっきり異なります。

メインとなる業務は各種書類の作成、許認可の申請代理、それに付随する相談業務、になりますが、書類作成業務だけでも行政書士が作成出来る書類の種類は数千種以上、とまでいわれています。
代書屋と言われることもありますが、書類作成業務は行政書士の立派な業務のひとつです。

強引な言い方ですが、なんでも仕事にしようと思えば出来てしまうのが行政書士という仕事の魅力のひとつです。
ですから女性の方やこれから独立をしたいと思っている方々に人気の資格なのです。
通信教育のＣＭでも行政書士についてはよく見かけます。
特にこれから超高齢化社会を向かえる日本において、行政書士の役割は非常に重要です。
制度や手続きに置き去りにされがちな高齢者のサポート役として行政書士の需要や世論からの期待は増々高まるのではないでしょうか。