行政書士という士業について

行政書士の試験は年に一度開催されます。
ちょうど先日の11月9日、日曜日に平成26年度行政書士試験がありました。

受験された方、大変お疲れさまでした。
結果発表は来年1月26日からだそうです。
行政書士は女性の方や働きながら受験される方が比較的多い資格です。
それは行政書士という資格が可能性を非常に秘めた資格であり、将来的には独立開業も実現可能な資格であるからといえます。
当然国家資格ですから相当な覚悟と勉強時間が必要です。
しかしその気になれば、家事や仕事と両立しながら資格合格を目指すことは不可能ではありません。
見事両立させて合格された方も実際に大勢いらっしゃいます。
試験内容は憲法や行政、民法や商法など行政書士業務に関連のある法令等から46題の出題と、一般知識等14題の計60題から構成されています。
択一式及び記述式で行われます。

行政書士の仕事の幅はとても広く、自分次第で業務範囲をどんどん広げていく事が可能な資格であるといえます。
まだ誰も開拓していない分野で大活躍することだって夢ではありません。

メイン業務である書類作成業務や各種許可申請業務になりますが、行政書士が作成出来る書類はたくさんあります。
少々強引な言い方をすれば何でも頼まれれば書類作成することが可能です。
もちろん他士業の独占業務に関わる事は行えませんが、それでも行政書士が活躍できる分野は相当な範囲といえます。
遺産分割協議書や遺言書、各種契約書や念書、示談書、内容証明。珍しい所では家系図の作成、資金繰り管理表、事業計画書、経営コンサルティング的な活動を行う行政書士もいます。