行政書士と社会福祉

世の中は日々めまぐるしく変化しています。
多様化する価値観やライフスタイル、グローバル化、変化する社会情勢、それに伴い実に様々な法律や制度が日々変化しています。
そのため、そういった変化についていけない高齢者や障害者の方、いわゆる社会的弱者の方は、制度を上手に利用できず置いてけぼりになってしまうのではないかと危惧されています。

各種行政制度や法律問題、私達が生活していく上で、これらのサービスはとても重要です。

特にこれから少子高齢化社会をむかえるにあたり、サービスの利便性の向上は、これからの日本社会の課題でもあります。

しかし現実的な問題として、社会福祉を中心とするこれらのサービスは本当に救済を求めている方々、必要としている方々にまんべんなく行き届いているか、法律や制度は周知されているかといえば、そうではないでしょう。

知識がないことで、苦労をしている方や家族は大勢いるのではないでしょうか。

そういった社会的弱者と行政制度や法律サービスを結ぶ役割として行政書士の存在が期待されています。
行政書士は行政法を取り扱う書類作成のスペシャリストです。

制度をわかりやすく説明し必要な書類を揃えて本人に代行し提出する、これは行政書士にしか出来ない仕事です。
これからどうしても複雑化してしまう社会保障性どや福祉制度、行政書士が行政と当事者の間に介入することでよりよいサービスや制度を受けれるようになるのではないでしょうか。
更に今年、法律改正により行政書士は新しい権利も付与されました。
行政不服審査法の代理権が付与されることになったのです。
この改正により更なる活動の場の拡大が期待されています。