アルバイトや社員の解雇やクビは簡単ではない。

労働者は基本的に労働基準法という法律に守られている存在です。
それは正規の社員だろうがアルバイトだろうがパートタイマーだろうが、契約期間中は法律が適用になります。
経営者の中にはアルバイトは社員と違い、簡単に切り捨てることが出来る、簡単にクビ解雇に出来ると勘違いしている方がいます。
アルバイトの代わりならいくらでもいるし。
その考えは間違っていますよ。
例えアルバイトでも正当な理由なくしてクビ、つまり解雇することは出来ません。
アルバイトは正規の社員とは異なる待遇ではありますが、契約期間中は社員同様会社の従業員であることに何ら変わりはありません。
アルバイトだからどう扱ってもいい、そんな考えではいつか痛い目にあってしまいますよ。
そもそも会社の健全な発達のためには優秀な人材は欠かせません。
それが例えアルバイトでも、です。
特に飲食業界などはその労働力の大半をアルバイトが支えているという現状があります。
優秀なアルバイトを雇用する事、それが会社の発展に大きく影響するのです。

しかし現実に、優秀なアルバイトばかりではないのも事実です。
中には仕事が出来ないだけではなく話や常識の通じない異常な者もおります。
ただし、前述した通り、だからといって簡単にクビや解雇は出来ません。
法律に守られています。
しかしアルバイトは契約期間を定めて雇っている事が大半です。
何も解雇などというリスクを侵さずに、契約期間満了を待つという選択肢が一番安全で賢い方法になります。
解雇となるとアルバイトでも解雇予告通知を出さなければ手当を請求されたりする可能性も出てきます。
人となりがわかるまでは、短いスパンで契約を締結するのもアルバイトとのトラブルを避けるいい方法でしょう。