飲食店営業許可で開業できるお店

飲食店営業許可は飲食店を営業するために絶対に必要なものになります。
しかしこの飲食店営業許可さあればどのような飲食店も営業することができるのかといえば、答えはNOです。
飲食店営業許可で開けるお店は、例えば喫茶店やお弁当屋さん、バーや居酒屋などになります。飲食店営業許可で多くの飲食店を営業することが可能になります。
しかし飲食店営業許可を取得したからといって自由に何でも売っていいわけではないのです。

例えば飲食店営業許可でパン屋の営業も可能になりますが、場合によっては菓子製造業の許可が必要になったり、深夜にお酒を出す場合は別な届け出が必要になったりします。

扱う食品や提供方法によっては飲食店営業許可+別な許可申請を行わなければならない事も多いのです。
しかもこのルールは各自治体ごとに微妙に異なっているため厄介ですね。
開業前にきちんとどのような許可が必要なのかを知っておかないと、うっかり違反してしまっていた、なんて事になりかねません。
一番安全なのは事前に保健所へ相談に行きどのような食材を扱い、どのようなお店にしたいのかをお話しし必要な許可申請について指導を受けることです。
開業してから許可の取り忘れに気付いたら大変です。
大きな損害に繋がってしまいますので開業前にこのあたりの要件はきちんとクリアーしておきましょう。
食品に関しては集団食中毒や生肉の取り扱いなど何かと世間を騒がせるようなニュースが多いです。
一般市民の関心も高いため、食品を取り扱う者はコンプライアンス意識を強くもつことを求められます。
今後更に規制が細かく厳しくなる予想もされるので、飲食店を開業予定なら今のうちに許可取得をしておきましょう。