法律家としての行政書士

行政書士の一般的に知られている業務として、書類の作成業務があります。
依頼人にかわって各種書類を作成したり、代理人となりその書類を役所へ提出したりすることができます。
そのため、行政書士って代書屋のことでしょ、なんて揶揄されてしまうこともありますが、書類の作成業務は行政書士の立派なであり誇りを持てる仕事なのです。
代書屋は代書屋でも行政書士はプロの代書屋、専門家になのです。

そして行政書士が作成出来る書類の種類は数千種以上!この作成出来る書類の種類や数は年々増加しており現在は数万以上あるのではないか、とまで言われています。
そのため、様々な分野で活動する事が可能であり、まだ誰も仕事にしていない分野を新規に開拓することも可能です。とても可能性の高い業務なのです。
独立開業を夢見て資格取得される方も多いのも特徴です。

また行政書士は書類作成業務だけを行うのではありません。
法律家としての側面も持ちます。
あなたの街の身近な法律家、これが行政書士のキャッチフレーズでもあるのです。
権利や義務に関わる書類も作成できますし、それに付随する相談業務も受けることができます。

主に行政書士が取り扱う法律は行政法です。
この行政法とは行政特有の活動についての国内法であり、行政に関する法律の総称でもあります。
行政組織法と行政作用法に大きく分類されます。
簡単にいうと手続きや権限についての取り決めてある法律の専門家になるのです。

行政書士が取り扱う行政法はわたしたちの生活に非常に密接した法律といえるでしょう。
そのため身近な街の法律家、といわれているのでしょう。