何かトラブルに巻き込まれた際、専門家の元へ相談に行く方法はよくある解決手段のひとつです。
しかしどこへ相談に行ったらいいか見当もつかない場合もありましし、ここだ！と思った所が実は間違っていた場合もよくあります。

うちでは専門外だから余所に行ってください。
これは●●の専門業務だから、うちでは出来ません。
そう断られてしまう事も多いでしょう。

しかし依頼する側・相談する側からすれば、他士業の専門分野だから独占業務だから出来ませんとかそういった事情はあまり関係ありません。
そもそも各士業の細かい業務の境界についてなんて一般的にあまり知られていない事の方が多いです。
例えば行政書士と司法書士の違いを正確に把握している方なんてごく少数です。
今、困っているから時間とお金を割いて相談に来たのに、ここではムリです、の一点張りではあんまりです。
また、この部分は対応可能だが、他の部分については対応出来ない、他士業の専門分野だから他へ依頼してくれ、なんていうのはもってのほか、です。
相談窓口が複数にまたがる、これほど面倒で煩わしい事はありません。
本当に依頼人相談者の事を考えるならば別の提案をするべきでしょう。
もちろん、そうはいっても法律で決められた、制限のある他士業の独占業務について、可哀そうだからという理由で他士業が引き受けることはできません。

しかし他士業と連携がしっかりできている行政書士なら、このような相談者に対してもサポートすることが可能です。

それはつまり行政書士が弁護士や税理士・司法書士としっかり業務提携して依頼人の要求や必要とあらばそういった手続きを提携先へ依頼するという方法になります。
そうすれば専門外の分野に関してもまずは窓口として行政書士が引き受ける事が可能です。
これを行政書士によるワンストップ法務サービスといいます。